おすすめ「孤独を生きる(齋藤 孝)」

 身内で不幸があり、実家に帰省したりしていたため少しブログの期間が空いてしまいました。
今回は、そんな中でも移動中に利用したAmazonオーディブルの中で聴いてとてもよかった書籍を
ご紹介します。

月額¥1,500円のオーディブルは、電車や散歩中がおすすめ

 私は、YouTubeで以前、勝間和代さんがおすすめしていたAmazonオーディブルを利用しています。
Amazonオーディブルは、主に休日の朝散歩や通勤の電車で利用しています。移動時間も手軽に読書(聴くだけ)が出来てとても時間を有効に使えていると思っています。
 聴いている途中に良い本の紹介があった場合は、その場で一旦STOPして本の名前をメモアプリにメモしたり、Amazonの欲しい物リストに入れる様にしています。
 月額¥1,500で聴き放題という事で、時間がいくらあっても足りないというのが悩みどころです。また、いざAmazonで書籍をkindle版で購入しようとするとすぐ横に「オーディブル聴き放題対象」という表示が出てくれるのでそんな時は、やった!と思い、購入せず聴く様にしています。

50歳目前となり孤独を考える

 今回は、そんなオーディブルで出会った本です。今年50歳になるという事もあり、今後の人生についてふと考える機会が増えてきました。これは、様々な本を読む事が増えた事も一つの要因かもしれません。
 最近は、情報化社会で大量の情報に触れる機会が多くなりましたが、一日の時間は24時間のまま変わらいないため、自分で必要な情報を選択していかなければいくら時間があっても足りません。
 日々の大量の情報に触れる中で日々がどんどん過ぎていき、このまま将来孤独になった時や会社をもし辞めてしまった時の孤独にどう対処したら良いのかとふと感じた時にこの本に出会いました。

齋藤 孝さんの本はとても読みやすい

 以前よりこの著者の本は、何冊か読んだ事があり、とてもためになる本だなという印象がありました。今まで読んだ本は以下になります。
 ・読書をする人だけがたどり着ける場所
 ・ネット断ち
 ・大人の対応力
などです。
 著者の本は、目の前で語りかけてくれている様な流れる文章でとても読みやすいという印象が以前よりありました。

孤独への対策は本が良い

 ここからは、この本の中で印象に残った内容について記載します。
 筆者は、まず故郷の静岡から東京に出て来て、すぐに孤独を味わったとの事。その時の孤独の対処方法の一つとして、1日に必ず3人と会話する(世間話でOK)という事を心がけたそうです。また、孤独な方が書いた本を読む事でその対処法がわかるとの事。そこで紹介されていた著者を次に紹介します。

今後読みたいと思った本

 おすすめの3人の著者として次の3人のご紹介がありました。
  ①種田山頭火
  ②宮沢賢治
  ③三島由紀夫
①の著者は、家族を捨てて孤独になった人、②と③は、天蓋孤独の方との事。
 こういった本を読むと孤独の良さを味わえたり、どの様に過ごしたら良いかという事を学べるとの事。生き方についての参考になるそうです。
 その他、本の中で、以下の作品が話題にされていました。
  ・ジャン・クリストフ・完全収録版
  ・オイディプス王
  ・ヘレンケラー 私の生涯
  ・勝海舟 氷川清和
  ・芥川龍之介 鼻
  ・福翁自伝
  ・ムハマド・ユヌス自伝
  ・湯川秀樹 ある物理学者の回想
  ・石光真人 ある明治人の記録 改版-会津人柴五郎の遺書

 筆者の読書量には驚かされるばかりです。本にのめり込んでいると孤独を感じている暇は無いのかもしれませんね。

人生の時間は限られている

 以前ブログにも書きましたが、「限りある時間の使い方」という本を読んでから、今後の人生について、また今後の時間の使い方についての考え方が変わった様な気がします。冒頭にも記載しましたが、今は情報が溢れています。その中には、人間の本能を利用した巧妙な物が多く、無駄に時間の浪費をしてしまう様な罠がそこら中にしかけられています。人生の時間は限られています。その中でも、本は、著者が時間をかけて書いた物であり、巷にあふれているニュースや、簡単に作成した動画とは別次元です。人生の限られた時間をなるべく良質な物に触れる事でより良い人生にしていきたいと改めて感じています。

齋藤 孝さんもたくさんの動画見放題に登録

 この本の中で、孤独への対策として、映画やドラマに没入してみるという内容の記載もありました。これには、これだけ読書をされている著者の意外な面を垣間見たという印象で驚かされました。著者は、NetflixやAmazon prime、Huluなどいくつかの動画見放題サービスに登録されているそうです。読書だけに偏っていないという点も素晴らしいと思います。まさに人生を謳歌されているという印象ですね。
 今回のブログはここまでです。
 このブログ記事がもしまだ齋藤 孝著「孤独を生きる」を読んでいない方やオーディブルで聞いていない方の参考になればと思います。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました